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宇宙の距離を測定する方法

2000/01/05 [Home][Back] [感想などをぜひ] [メールを下さい]

最新の方法-宇宙論的な距離を測定する方法

セファイド型変光星

このタイプの変光星の明るさの変化の周期は、その星そのもの明るさと関係がある。周期が長いと、その星は大きく、明るい。周期が1日=>明るさは太陽の100倍、周期が10日=>太陽の1000倍、など。周期を測れば、その星そのものの明るさがわかる。その明るさと、観測上のみかけの明るさとを比較すれば、距離が推定できる。

超新星

星が爆発して明るくなる。そのピーク時の明るさは、だいたい一定であるので、見かけの明るさと比較すれば、距離が推定できる。

重力レンズ

CSIRI's Australia Telescope を使って Hubble定数を測定した。
140億光年離れたPKS1830-211という quasarが、80億年離れた銀河により光が曲げられ、リングに見える。quasarの変動が起きると、リングの片方ともう片方の時間差が起きる。それを測定して、redshiftを求めた。1994年の値より20%小さく、宇宙年齢は150億年になる。また、Hubble定数は、時間により変化している可能性がある。

楕円銀河

銀河の表面の明るさの変化を調べる。遠い銀河ほで、表面の明るさが一定であり、近い銀河は粒粒状になる。それで距離を推定する。

Tully-Fisher Relation

うずまき銀河の回転の速さと明るさが関係ある。明るい銀河はゆっくり回転している。回転の様子を調べれば、明るさが推定でき、見かけの明るさと比較すれば、距離が推定できる。

Sunyaev-Zeldovich Effect

宇宙背景輻射(the cosmic microwave background)が、銀河団の熱いガスの電子と衝突し、散乱(Compton scattering)され、エネルギーの変化0.05%ほどある。

近い距離を測定する方法

http://phyun5.ucr.edu/~wudka/physics7/notes_www/node114.html

1pc=3.26光年

100光年まで-我々の銀河系の中の太陽にごく近い所

半年の間をおいて、近い距離の星を見ると、遠い星に対して、ずれて見える。地球が太陽に対して位置を変えたからである。そのずれの角度を測り、計算で、星までの距離を求める。最も信頼のおける測定方法ではあるが、ずれの角度は非常に小さくなるので、近い距離にしか使えない。

30万光年まで-我々の銀河系の隣のマゼラン星雲ぐらいまで

ほとんどの星の主系列星は、色がわかれば、星の明るさがわかる(Hertzprung-Russel diagram)。みかけの明るさと比べて、星までの距離を求める。ひとつひとつの星の色を分析できる距離までしか使えない方法。