○/⌒@ [] Vvw-@ バスケ ディフェンス論 2002/8/31

もどりのディフェンスの重要性

こちらのディフェンスの体勢ができてからの守りは強いのですが、体勢ができていない時に攻められると、もろいチームが多いようです。リバウンドから速攻を出され、もどりが遅れた、パスカットされて攻められた、など、相手の人数が多くなってしまうケースが、試合では多いものです。相手の人数が多いのですから、オフェンスが有利なのは、あたりまえなのですが、そうであっても、ディフェンスのねばりが欲しいものです。3回中2回は得点されても、1回でも得点されなければ、相手に与えるダメージは大きいものです。そういう「もどりのディフェンス」を練習する必要があります。

もどりのディフェンス

  1. セイフティ…シュートを打ったら、全員がリバウンドに飛び込んではいけません。センターラインまでもどって来て、状況を見る人選手が、ひとりか2人必要です。
  2. もどり…相手にリバウンドを取られたら、大急ぎでもどる必要があります。そういう習慣を身につけなくてはなりません。オフェンスの練習で、シュートを打って、リバウンドを取られたら、はい終わりというチームがよくありますが、そうではなくて、もどりの練習まで、センターラインまででいいので、行ったほうがよいです。蛇足ですが、リバウンドを取って、トラベリングをして終わるチームもよくありますが、それは、もうダメ。
    以上、セイフティやもどりができるだけで、相手の得点はずいぶん減ります。
  3. ワンマン速攻を押さえる…1対0の状況になっても、追いかけていって、
    a そばによっていって、プレッシャーをかける
    b レイアップシュートする時に、下でボールをさわる。
    c レイアップシュートを上でシュートカットする
     相手の体に触れないようにする技術がいります。
    以上、練習する必要があります。
  4. 2対1を守る…パスカットされて、2対1になることが、1試合に何回かあるはずです。この時に、ボールを持っている選手に近づいていって、簡単にあっっさりとパスされ、1対0にされているケースをよく見かけます。2対1になったら、ある意味あきらめて、リングに向かってもどり、リングから1mぐらい離れ、ドリブルインのコースから、自分の体一つ分、真ん中に寄って、そこで、待っています。相手のする事をよく見て、対応します。ドリブルインしてきたら、サイドステップで、ドリブルのコースにはいり、チャージングをさせます。パスしてきたら、パスカットをねらいます。もうゴールに近いので、パスコースはかなり限定されているので、ねらっていれば、思ったよりパスカットできます。止まってジャンプシュートされたら、する事はないので、一応、シュートチェックして、落ちることを祈ります。そして、リバウンド。ステップインをしてきたら、サイドステップをして、体をステップインのコースに出します。以上、練習する必要があります。こつを覚えると、試合にこういうケースが必ず出てくるので、役立ちます。
    2対1になっても、他の選手もあきらめないで、もどる必要があります。2人目のディフェンスがパスカットするチャンスもあるし、相手が落としてくれたら、リバウンドをする必要があるからです。そういう練習もします。
  5. 4対3を守る
    リバウンドからオフェンス4人の速攻を、3人で守る練習をします。
    もどりのタイミングを早くすること。相手が動き出してから、動き出していては遅いです。相手がリバウンドを取ったら、もどり出していなくてはなりません。もどりながら、相手のやる事を見て、パスカットやドリブルカットをねらいますが、ねらいすぎてかわされあっさりやられるよりは、ちゃんともどって、3人で守るようにします。1人はボール、残りの2人はゴール下という原則で守ります。相手の速攻や、2次攻撃(速攻くずれ・アーリーオフェンス)を防げばよいので、12秒間守れるようにすればよいでしょう。

ハーフコートマンツーマンの重要性

プレスという攻撃的なディフェンスがあります。ゾーンディフェンスもあります。でも、最強のディフェンスは、ハーフコートマンツーマンであると思っています。ハーフコートマンツーマンは、試合を進めていくにつれて、強くなっていくディフェンスです。相手のやる事読み、それに対処しやすいからです。他のディフェンスは、逆で、最初オフェンスが混乱しますが、だんだん対処され、オフェンスが有利になるようです。また、ハーフコートマンツーマンはバスケ選手として、だれもができなければならない技術だと考えます。さらに、ハーフコートマンツーマンは簡単そうですけど、奥が深いです。きちっと一通りできるよになるのに、1年や2年かかります。以上、ハーフコートマンツーマンの練習は重要だと考えています。

フットワーク

  1. ディの構え…ディフェンスの構えを30秒間じっとする。膝を曲げる、手を挙げることを徹底する。
  2. 始めの1歩…構えから、ディフェンスのステップの基本中の基本、左へは左足から、右へは右足から、動かし始めるということを身につける
  3. ゴリラ…膝を曲げ、手を床につけ、ジグザグのサイドステップを、ゆっくり行う。膝を曲げることと、サイドステップの足の正確な運び方をチェックする。
  4. サイドステップ…オフェンスなしで、ジグザグサイドステップの練習
  5. クロスステップ…オフェンスなしで、ジグザグクロスステップの練習
  6. ランニングステップ…オフェンスなしで、ジグザグランニングステップの練習
  7. 1歩前…ジグザグサイドステップから、前に2、3歩つめる
  8. ラグビー1対1(オールコートで 45度から コーナーから ハイポストから)…オフェンスはボールを持って走る、ディフェンスはしっかり構えてから、動き出す。できれば、サイドステップで対応する。

以上のフットワークは、1週間に3、4回は行いたい。できれば、毎日。

マンツーマンの練習方法

  1. パスチェックドリル…コーチがボールを持つ。オフェンスは、ボールをもらう動きをする、30秒間動き回る。ディフェンスは、パスコースに手のひらを出し、パスさせないよう、チェックする。始めは、台形内だけ、徐々に3点ラインまで、ハ−フコート全部というように、範囲を広げる。慣れたら、コーチの立つ位置を、上から、横やエンドラインなどに変えて行う。ボールとマークの両方をちらちら見る。
  2. くっついた1対1…オフェンスは、ボールを持って、サークル内を30秒間動き回り、サークルの中心に行こうとする。ディフェンスは、両手を挙げ、体をオフェンスにつけたまま、サークルの中心に行かせないように頑張る。ゴール下の攻防で、必要な技術。これは、実は、きつい練習。
  3. 対スクリーン…2対2を作って、スクリーンをはずす練習をする。最強なのは、ファイトオーバー。他に、スライド、ぶつかったらロールしてスクリーンはずす、スイッチアップ、スイッチダウンなどを練習する。
  4. コースに出る…オフェンスとディフェンスが2,3m離れ向き合う。オフェンスは、フェイントをかけ、ディフェンスの横をすり抜けようとする。ディフェンスは、サイドステップして、それを阻止する。チャージングもらう練習をしたいので、オフェンスはわざとディフェンスの体に軽くぶつかってあげる。
  5. 対ひっかけ…ボールを持っていない者どうしのスクリーンをはずす。
  6. 対パス&ラン…パスされたら、オフェンスが動き出す前に、ディフェンスが、リングの方に下がる。パスされた方向に少し寄るようにする。
  7. 対カットイン…<1>対パス&ランの動きをして、さらに、相手がカットインしてきたら、走るコースに立つ。コースチェックする。最強のディフェンス。 <2>相手といっしょに並んで動いてゆく。なるべく距離をあけないようにする。甘いパスがきたらパスカット。 <3>相手の後ろからついてゆく。なるべく距離をあけないようにする。
  8. 対飛び込み…相手が台形内に飛び込もうとしたら、コースチェックして、そのまま素直に前に行かせない。ボールが横にあって、逆サイから飛び込むケースと、ボールが上にあって、下から飛び込むケースの両方練習する。
  9. 対裏…パスチェックしている時に、逆を取られ、ボールから離れる動きをされ、ゴール下に飛び込まれる場合がある。パスはやまなりになるか、バウンズパスになるはず。このとき、ディフェンスは、逆を取られたなと思ったら、パサーの向きに体を向けるように後ろ回りのターンをして、ゴール下に走ってもどるようにするのがコツ。ボールがよく見えるようにターンすると、パスカットしやすい。
  10. 小さくなる…台形内にパスが入ったら、自分のマークは見失わないようにしつつ、ディフェンス5人全員がリングから3m〜4m内に小さくなる練習。
  11. ヘルプ…上が抜かれた時に、下の者がどうするか、の、練習。バカヘルプと言って、自分のマークを完全に捨てて、ヘルプに行ってはいけない。2対1の守り方をする。2人同時に守る。
  12. ヘルプヘルプ…ローテーションとも言う。下の者が抜かれたらどうするかの練習。逆サイにいるものは、自分のマークを捨てて、ヘルプにいく必要があるので、上にいる3人目や4人目のディフェンスが、下に下がって来て、カバーする練習。
  13. 間を閉じる…オフェンスがボールを持って、ディフェンス2人の間を走り抜けようする、ディフェンスは、2人で門を閉じるようにして、間を通させない練習。
  14. ゴール下囲む…ゴール下にパスが入ったり、リバウンドをゴール下で取られたりした時に、ディフェンスが2人または3人で囲む練習。両手を挙げ、相手をはさみこむようにして、自由な動きをさせないようにする。これで、けっこうシュートがしにくくなり、落としてくれる確率が増す。
  15. ローポストの守り方…ローポストに対してのパスチェックの仕方、ボールの移動につれてのポジションの移動のしかた、パスカットのしかた、パスが入って時のポジションのの修正のしかたなどを練習する。
  16. ポジションドリル中2人外3人…オフェンスが、ローポストに2人、3点ラインの外側に3人立ち、パスを回す。オフェンスはあまり動かない。それに対しての、ディフェンスのポジションの移動を練習する。ボールとマークを両方をちらちら見る。
  17. レイアップシュートさせない…コースに出てドリブルを止める、レイアップシュートしよとボールをつかむところをたたく、レイアップシュートをシュートカットする
  18. もどりながらパスカット…走ってもどりながら、ボールを見て、長いパスをカットする
  19. パスカット出所…パスするところをさわる
  20. パスカット後ろから…ポストチェック(斜め後ろに密着して)から、前に飛び出してパスカットする。体をぶつけないようにする
  21. パスカット後ろ向き…パスチェックの構え(おしりはボールの方向)からサイドステップしてパスカット
  22. パスカット走って…オフェンスからやや離れている状態から、前向きに走っていって、パスカット
  23. JSカット…ジャンプシュートをカットする、ファールしないように
  24. 3点を打たせない…オフェンスは、トラベリングありで動き回り、フェイントを入れ、3点シュートを打つ。ディフェンスはそれを打たせないようにする。ボールがリングに当たったらオフェンスの勝ちとするとよい。
  25. 2対1の守り方…2対1の守り方の原則の練習
  26. 4対3の守り方…4対3の守り方の原則の練習
  27. ゾーン
  28. ディフェンス3対3…ハーフコートマンツーマンの総合練習
  29. もどり4対3…リバウンドから4人が速い攻めをする。それを守る練習